ネックレスと一言で言っても、その素材やモチーフ、長さによって、周囲に与える印象は全く別のものになります。なかでも、ネックレスの長さは重要で、適切な長さのネックレスは、身に着ける人のスタイルを格段に引き立ててくれます。

 

本記事では、ネックレスの長さの目安や、長さ別に異なるネックレスの種類についてご紹介します。理想的な印象を演出するために、どの長さのネックレスが良いのかを知っておきましょう。

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ネックレスの長さの目安

ネックレスの長さには色々な種類がありますが、一般的によく使われている長さは40㎝～45㎝のものです。40㎝は、レディースネックレスのなかでも短めで、首元でさりげなく見える輝きが、カジュアルで可愛らしい印象を与えてくれます。レディースネックレスの定番の長さである45㎝は、どんなコーディネートにも合わせられる使い勝手が良い長さです。

 

ただし、これらの一般的なネックレスの長さの目安は、あくまでも参考程度に確認しておきましょう。ファッションスタイルや体型、そしてどのような印象を与えたいのかまでしっかりと考慮しながら選ぶと、ご自身に似合うネックレスの長さを求められます。

長さ別に見るネックレスの種類と印象

ネックレスは、チェーンの長さによって細かく種類が分かれ、それぞれ醸し出す雰囲気が異なります。そのため、スタイリングに合わせてどの長さのネックレスを用いるのかを決めると、服装とネックレスが持つ良さをお互いに引き出す着こなし方ができるでしょう。ここでは、長さ別に5つの代表的なネックレスの種類をご紹介します。

チョーカー

「首を絞める」という意味を持つ「choke（チョーク）」が語源となっていることからも分かるように、チョーカーは、約35㎝～40㎝と非常に短いタイプのネックレスです。首にぴったりとフィットし、レースや革、ビニール、ビーズなど、さまざまなスタイルがあります。

 

首に巻きつくタイプのネックレスのため、首が強調され、カジュアルな印象から洗練されたエレガントな印象まで、どんな場面でもファッションにアクセントを加えるアイテムとして幅広く活用できます。また、複数のネックレスと組み合わせてみるのも、独自のスタイルを表現する方法としておすすめです。

プリンセス

プリンセスの長さは40㎝～45㎝で、一般的によく使われるレディースネックレスの長さの目安ともなっています。この長さのネックレスは、首からゆるやかにペンダントトップが垂れ下がり、鎖骨を美しく見せてくれる働きがあります。

 

Tシャツやセーター、ブラウスなど、どんな服装にも似合い、落ち着きのある華やかさを加えるのに最適です。女性らしい美しさを醸し出したいときに、プリンセスを合わせたコーディネートを試してみましょう。

マチネ

マチネは、約50㎝～60㎝のネックレスで、ペンダントトップが胸元にまで来る長さです。フランス語で「昼の公演」という意味を表す「マチネ」という名前に合うような、エレガントな印象を与えます。マチネは、ワンピースやタートルニットとの相性も良いですが、結婚式やパーティーなど特別な日やフォーマルなイベントで身に着けると、その美しさがより際立ちます。

オペラ・ロープ

「オペラ」と呼ばれるネックレスの長さは、大体70㎝～80㎝にもなり、みぞおちあたりにペンダントトップが位置します。マチネが持つエレガントさに豪華さが加わり、気品のある印象を与えるネックレスです。

 

そして、長さが100㎝以上になると「ロープ」と呼ばれます。このようにロングネックレスに分類されるものは、縦ラインを強調するアイテムであるため、すっきりとしたスタイルにしたい時に取り入れるのがおすすめです。また、長さを活かして2重3重にするなどのアレンジも楽しめます。

理想とする印象に適したネックレスの長さを選ぼう

今回は、ネックレスの長さの目安や、長さ別に見るネックレスの種類とその印象についてご紹介しました。ネックレスの種類は長さによって大きく5つに分けられます。首元を目立たせカジュアルな可愛さを持つ「チョーカー」、女性らしい魅力を引き立たせる「プリンセス」、エレガントさを醸し出す「マチネ」、気品と豪華さを兼ね備えたロングネックレスの「オペラ」「ロープ」と、さまざまな種類があります。

 

理想的な印象を演出するのに適したネックレスの長さを選んでおしゃれを楽しみましょう。