ファッションアイテムとして気軽に身に付けられる指輪は、個人のスタイルを表現する方法として広く用いられています。また、婚約指輪や結婚指輪など、特別な意味を込めて贈るプレゼントとしても人気の高いジュエリーです。指元を美しく輝かせてくれる指輪は、身に着ける位置によってそれぞれ異なる意味を持っています。本記事では、指輪を着ける指ごとに込められた意味をご紹介します。

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指輪を着ける指ごとに込められた意味

「結婚指輪は、左手の薬指に着けるもの」という慣習が広く浸透していますが、その理由を知っている人はあまり多くないのではないでしょうか。この慣習は、左手の薬指が「愛と絆を深める」という意味を持つことからできました。このように10本の指はそれぞれ異なる意味を持っています。指ごとに込められた意味を知れば、指輪を着けてお洒落をするのがより楽しくなるでしょう。

親指

古くから親指は、富や権力の象徴とされてきました。そのため、力強いパワーを得ようと、親指に指輪を身に着けた権力者も多くいたそうです。右手の親指は、「指導力や権威」といった力強さを象徴し、リーダーシップが必要な場面で指輪をはめると、指導者としての行動力や指揮能力が得られるとされています。

 

左手の親指に着けられた指輪は、「逆境や困難を跳ね返す」といった個人の力強さを表現し、自分に対する自信や目標達成の決意を示すシンボルです。

人差し指

人が何かを指し示す時、一般的に人差し指を使うことから、この指は「指針」「指標」といった意味を持ちます。そのため、指輪を右手の人差し指に着ければ、自分の進む道が明確になり「集中力が高まる」といった効果があります。

 

左手の人差し指は、「ポジティブな気持ちや積極的な精神」に繋がり、行動力を高めてくれます。また、生き生きとした姿が魅力的に映ることから、愛や結びつきを象徴し、縁結びの効果も期待されているようです。

中指

右手の中指は直感を象徴する指とされ、アイディアが欲しい時に指輪を着けるとインスピレーションを受けやすくなります。また、風水的には、邪気を払う効果があるため、災いから身を守るお守りとしても効果的です。左手の中指は、周りの人とのコミュニケーションや協力し合う姿勢を表し、指輪を着けることで、人間関係をスムーズにさせる役割を果たします。

薬指

薬指は精神的な面に繋がるとされ、右手の薬指にはめられた指輪には、心を穏やかにし、自分らしさを表現する力があるとされています。恋人や周りの人との関係を良好にしたい人は、素直な気持ちを表現できるように右手の薬指に指輪を着けてみましょう。左手の薬指は、「愛や結婚、永遠の絆」を象徴し、パートナーとのお揃いリングは、お互いに対する愛情と約束を表す大切なシンボルとなります。

小指

個性を表現する場所とされている右手の小指に指輪を着けると、自分が持つ魅力を十分に発揮できます。そのため、自分らしさを保ちながら周りの人との関係を上手く築きたい時に指輪を着けるのがおすすめです。一方で左手の小指には、新しい出会いやチャンスを呼び込む力があるとされています。特に恋愛に関して叶えたい願いがある人は、指輪を左手の小指に着けると良いでしょう。

婚約指輪と結婚指輪はどの指に着ける？

婚約指輪や結婚指輪は、愛や絆を象徴する左手の薬指に着けられるのが一般的ですが、婚約指輪に限っては、「どの指にはめなければならない」といった決まりはありません。

 

しかし、結婚式では、左手の薬指で結婚指輪を受け取るため、婚約指輪を他の指に着けて、左手の薬指は空けておきましょう。指輪交換が終わったら、結婚指輪の上から婚約指輪を着けるのが正式な着け方です。この重ね着けは、より強い愛の証を意味します。

指ごとに与えられた意味を考えて指輪を着ければ、運気もアップ

今回は、指輪を着ける指ごとに込められた意味や、婚約指輪と結婚指輪を着ける指について詳しくご紹介しました。意味を考えずに着けても十分にお洒落を楽しめますが、その日の気分や自分の目標などに合った指を選んでお気に入りの指輪を着ければ、いつもとは違った楽しみ方ができます。指輪を着ける指を選んで、お洒落度だけでなく運気も一緒にアップさせましょう。