開運のために石の力を借りたいけれど、調べていくうちに「誕生石」「パワーストーン」「天然石」「宝石」などの言葉をややこしく感じてしまった経験はありませんか？そこで本記事では、誕生石やパワーストーン、天然石、宝石などの違いを解説します。石の正しい取り扱い方法も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

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誕生石とは

誕生石とは、何かしらのパワーや意味を持つ石のことで、1月から12月までそれぞれの月に振り分けられています。誕生石がいくつか存在する月もあるのですが、全種類を揃えても良いですし、直感で選んでも構いません。自分の生まれた月以外の誕生石に魅力を感じた場合は、その石をを選んでも良いでしょう。また、大きな勝負事がある場合などには、その月の誕生石を持つのも効果的です。

パワーストーンとは

パワーストーンは、宝石の中でも特別な力が宿っていると信じられている石のことです。古代に生きた人々も石に宿る不思議な力を信じていて、魔除けや厄除け、戦争のお守りとして身につけていたという記録が残されています。

 

科学的な効果がはっきりと示されているわけではありませんが、パワーストーンには古い歴史があり多くの人に信じられてきたことは事実です。パワーストーンは、身につけることで気持ちに変化をもたらしたり、運気を上げてくれたりするお守り的な存在だといえます。

天然石とは

天然石は、鉱物などから発掘される、自然界で結晶化した石のことです。つまり、高級な宝石も道に落ちている石ころも、どちらも天然石と呼ぶことができます。本来の定義では天然物の石に限りますが、近年では、化学変化を利用して品質加工を施したものや色素で着色したものも、天然石と呼ぶケースがあります。

宝石とは

宝石は鉱物学的な視点で見ると「石」に分類されるため、天然石と変わりはありません。しかし、人間の判断基準で希少性や流出量の違い、輝きの強さなどで定義した場合、より高い価値の付けられるものを「宝石」と呼びます。近年市場に出回っている天然石はおよそ300種類程度だといわれていますが、その中でも宝石は約70種類ほどです。

 

また、宝石の中でもさらに貴重な存在として扱われている石を「貴石」と呼んでいます。特に、ダイヤモンド、サファイア、エメラルド、ルビーなどの宝石は「4大貴石」と呼ばれ、取引の価格はかなり高値です。貴石以外の宝石は「半貴石」と呼ばれ、貴石よりも手頃な価格で入手することができます。主な半貴石には、オパール、シトリン、アメジストなどがあり、アクセサリーにあしらう石としても人気です。

大切な石の扱い方

ここからは、効果をより高めるために覚えておきたい、正しい石の扱い方をご紹介します。

家で保管する際のポイント

パワーストーンは天然石のため、正しく保管しなければ美しさや輝きが徐々に失われて効果も減ってしまいます。パワーストーンは、高温多湿の場所を避けて、家の中でも運気が良いと感じる場所に保管しましょう。

 

パワーストーン同士が影響をもたらし合うこともあるため、一つひとつを個別に包んでおくのもおすすめです。また、石に溜まった念をリセットして新しいエネルギーを取り入れるためにも、定期的に浄化やクリーニングを行いましょう。

日常生活でのポイント

パワーストーンは、日頃から持ち歩き愛情を持って扱うことが大切です。そのため、誕生石やパワーストーンをあしらったアクセサリーを選ぶとファッション性と運気アップの効果が期待できます。アウトドアなど、石が傷ついてしまいそうなときは大切に保管しておきましょう。

誕生石とパワーストーンは同じ意味合い

本記事では、誕生石、パワーストーン、天然石、宝石の意味の違いを解説しました。それぞれの定義には、若干異なる部分もありますが、実は明白な区分がありません。同じ石一つをとっても、スピリチュアルな視点で見るか鉱物学的な視点で見るかによっても呼び方は異なります。

 

石の世界は奥深く壮大なパワーを持っているため、正しく取り扱うことでさまざまな嬉しい効果を得ることができます。ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、石とのより良い付き合いに役立ててください。