フリーサイズの指輪とは、その名の通り、異なる指の太さに合わせてサイズを変えられる指輪です。むくみや体型の変化により指の太さは変わるため、フリーサイズの指輪が持つ柔軟性は非常に便利なものです。しかし、使い始める前に自分の指のサイズに合わせなければなりません。そこで本記事では、フリーサイズの指輪の大きさを調整する方法について詳しく解説します。

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フリーサイズの指輪を広げる方法

フリーサイズの指輪は、最初から大きさを変えられるように作られていますが、間違った方法で無理に調整すると、指輪が歪んで変形したり折れたりしかねません。そのため、指輪が小さく感じる場合は、今回紹介する手順に従って、指のサイズに合わせましょう。

リングスタンドで広げる

フリーサイズの指輪を広げる際に、リングスタンドを使用すると、指輪に力が均等に加わるため綺麗な円の形をしたまま広がります。使用するリングスタンドは、ジュエリーショップ以外に、オンラインや100円ショップで簡単に購入できます。スタンドの種類に決まりはありませんが、指輪を広げる際にリングスタンドにも強い力が加わるため、木製や陶器製の強度が高いものを選ぶと良いでしょう。

次に準備する物は、普段使っている、サイズがぴったりの指輪です。リングスタンドに指輪をかけたら、指輪の下のラインに沿ってスタンドに線を引き目印を付けます。指輪を取り外してから、サイズを調整したいフリーサイズの指輪をリングスタンドに通し、目印の部分に指輪の下のラインがつくまでゆっくりと指輪を押し下げて行きます。

この時、ゆっくりと押すことで、力が均等に分散され、歪みが少ない状態で綺麗に広がります。

サイズ棒で広げる

サイズ棒とは、リングスタンドと同じように円錐の形をした棒で、表面に指輪の大きさを表す目盛が記されている道具です。サイズ棒は、リングのサイズを正確に測るためだけでなく、フリーサイズの指輪の大きさを調整するのにも使えます。使い方は、リングスタンドで指輪を広げるのと同じですが、サイズ棒の場合、既に目盛が明確に表記されているため、自分で線を引いて目印を付ける必要がありません。

このようにリングスタンドやサイズ棒を使用すれば、フリーサイズの指輪を比較的簡単に広げることができます。ただし、大切な指輪が壊れてしまわないよう、ゆっくりと慎重に行いましょう。

フリーサイズの指輪を狭める方法

フリーサイズの指輪を綺麗に狭めるには、実際のサイズよりも小さくしてから、リングスタンドやサイズ棒を使って徐々に広げるのがコツです。詳しく説明すると、まず、小さくしたい指輪を利き手ではない方の手の指でしっかりとつまんで、動かないように固定します。次に、利き手の親指と人差し指を使って、リングの全体に均等に力が加わるよう、指の位置を変えながら圧をかけて狭めていきます。

実際に合わせたいサイズよりも小さくなったら、リングスタンドやサイズ棒を使って、ぴったり合うサイズの目印の所までゆっくりと押し込みましょう。このように、狭めてから広げることでリングの円形が綺麗な丸になります。

フリーサイズの指輪を自分の指のサイズに合わせよう

今回は、フリーサイズの指輪の大きさを調整する方法について詳しくご紹介しました。指で押して圧を加えて大きさを変えるよりも、リングスタンドやサイズ棒などのアイテムを使って調整する方が、綺麗な仕上がりになるのでおすすめです。指輪は、力が加わり過ぎると変形したり折れてしまったりする可能性があるので、サイズを変える時は慎重に行いましょう。

フリーサイズの指輪は、家でも簡単にサイズを変えることができます。ご自身の指にぴったり合うリングになるよう、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。